好転反応と揉み返しはまったく違います!!!!

 

この痛み、本当に四十肩・五十肩??

好転反応と揉み返しの違いをしっかり知りましょう!!

今日は「好転反応」という言葉について書こうと思います。

これって色んなサイトを見ていると肯定・否定派が沢山います。

私は・・・卑怯ですがどちら派でもありません。 

 まず、否定派で多いのが、 そもそも「『好転反応』という用語は健康増進法や、薬事法で禁止されている」という点です。

これは、健康食品等を扱う場合にも同じ事が言えます。

他にも「揉み返し」=「好転反応」は同じだから結局筋肉を損傷させているのと一緒という理由が多いですね。

肯定派では、やはり東洋医学の視点から漢方や健康食品を食べたとき等に従来よりからだの調子が一時的に悪くなったり、いろいろな反応現象が出る場合がありますが、これを漢方では瞑眩現象(好転反応)と呼んでいます。

代謝によって変質細胞が正常細胞に修復されるときに起こる反応現象で体内の有害物質が体外に排泄されるときに起こることをいいます。

これは症状が好転あるいは治療するための過程における一時的現象と言われています。

大まかな理由を挙げましたがもっと細かく見れば否定・肯定の理由は皆さん色々お考えだと思います。 

なぜ私はどちらでもないのかという理由ですが、法律で定められている以上はそれを否定するべきではないという考えと、それでもこれまで20年近くこの業界に携わって色々なケースを見てきた時に肯定派の考えも否定できないと思っているからです。

本当に「揉み返し=好転反応」なのか?と感じるケースは常にあります。

例を挙げると、とあるお客様で

「以前、とあるマッサージ店で施術を受けて次の日からしばらく全身痛かった・・・。 でも他のとこで受けた時は次の日は痛いというより怠く感じたけど、その次の日くらいからは身体がビックリするくらい軽くなった!!」

施術の違いや受けた方の身体の状態もあるので、判断が難しいですが、どちらも施術後に何かしら身体に変化があって、それがずっと悪いままのと逆に良くなっている場合があるなら、良い場合に出ている反応は「好転反応」と呼べるのではないか?と思うからです。

 

これが私がどちらでもないという派の理由です。 それでもこの記事を書いていると、どちらかというと肯定派なのかもしれませんね。