手軽にできる四十、五十肩のセルケア法   

この痛み、本当に四十肩・五十肩??

四十、五十肩のセルフケアならココ!

今日は当店でもお悩みの方が多い四十肩、五十肩のお話。

皆さんは俗称の方で聞き覚えのある症状ですが、正式名称としては「肩関節周囲炎」と呼びます。

つまり字のごとく炎症を起こしているので、直接その部位をグイグイマッサージして揉んだり、温めたりはNGです。

「加齢」、「使い痛み」と病院では診断されるケースが多いですが、未だに発生するメカニズムははっきりとは解明されていません。

ここで気を付けなければいけないのが、「肩が痛くて挙がらない」=「四十、五十肩」と決め付けない事です。

他にも「腱板断裂」(上腕の骨と肩甲骨とをつなぐ腱が切れてしまう状態) 「石灰沈着性腱板炎」(腱板に石灰が沈着している状態) と言った全く別の原因で痛みが起きているケースもあります。

個人差もあり、一概にこの症状ならこっちという判断も難しいので、良くなる傾向が見られない痛みが続く場合は1度病院で診てもらう事も大切です。  

さて少し前置きが長くなりましたが、自分でもできる良い方法は何かないの?というのが今回お伝えする点ですが、

ずばり簡潔に

肘から下の筋肉、+手の平の親指付近をしっかり揉んでください。

皆さん意外とビックリされるのですが、肩凝りと腕の凝りはかなり関係しています

マッサージを受けるのが好きな方ならどこかのお店で腕をほぐされた時に、気持ちいい感覚と自分はこんな腕が凝っていたの?とビックリしませんでしたか? 肩が凝るとどうしてもそこばかりに意識が行きやすいので、腕の方まであまり意識がいかないんですね。

という訳で、四十肩、五十肩に限らず、肩凝りでツライ方はお風呂の中とか時間を上手く使って肘から下の手の平までしっかり揉んでみて下さい